倒産までのカウントダウン【1つ目の兆候】

倒産なんて考えもしなかった。というより考えたくなかった。

そして、倒産がよぎった時も自分は「大丈夫」、絶対好転してくれるはず、と高を括っていた。

つまり、その状況から逃げてしまったのだ。本当に情けなく思うし、

その時、もっと危機感を持って、新規事業や既存ルートの見直し、

取引先との事前確認をしておくべきだった。

業績が右肩上がり!調子がいい時こそ細心の注意を!

起業9か月目。一気にうちの会社はヒット商品を生み出すことが出来た!

EC、卸共に一気に仕事は多忙になり、朝から出荷に終われ、卸の仕事も手に付かないほど、

EC事業の業務が毎日安定して稼ぎを出すことが出来た!

そんな時でも一番給料を与えていた人物は、

一人家でゆっくりとデザインのみをするばかり。こちらが言わなければ、何もしない、

どうしようもない人を雇ってしまった、と本当に後悔した。

話を元に戻すと、その売れ方は、某ショッピングモールで、毎日デイリーランキングで1位を獲得するほどで、

日に日に数量も上がり、土日にも出荷しなければいけないほどにまで売れてくれた。

その分かなり露出も増え、目立ってしまった。それがあとあと大きなトラブルを起こそうとは・・・

商標権侵害という自分の確認漏れによる損失

売れたことで、起きたことが2つある。

  1. 誰の目にでも触れるようになった
  2. 競合他社からも注目されるようになった。

一見、喜ばしいことだが、これが商標権侵害という落とし穴の引き金になってしまったのだ。

そして、後々気づくのだが、商標権侵害に関しては売れた分の損害賠償が発生するということ。

一人で何から何までやっていた分、多忙で確認が漏れてしまったと言えば、

普通の会社員なら許してもらえるだろうが、やはり自分が最終決定者である以上、

絶対にしてはいけないミスであった。以後、自分の不甲斐なさによる損失が今後何回か出てくるので、

笑わないで読んで欲しい。

商標権侵害による莫大な損失

どういった内容で商標権侵害を起こしたかは、特に重要ではないので、

いずれ触れるようにするが、ここでは省こう。

では、その損失を自社の売り上げ比率を開示しながら、見ていこう。

本当に意識が飛ぶような出来事であった。

  1. 該当商品の販売中止:会社の売り上げの8割が一気になくなる
  2.  ⇒卸分に関しては、該当項目をデザインから消すことで出荷を続けることはできた。

  3. 発売以降全ての利益分の請求:売り上げの8割の利益分全部=自社の利益0
  4.  ⇒数千万という売り上げとその期間の苦労が水の泡

  5. 当時在庫していた化粧箱の償却:▲約100万円:当時の月の売上1,000万円
  6.  ⇒実は、ECサイト用で化粧箱の形態を変え、販売間近であったため、多くなっていた。

  7. 準備していた販促関係の費用
  8.  ⇒卸事業用で華やかに飾る什器や、インフルエンサー斡旋会社への告知費用を支払済:▲約50万円

  9. 1時的にECでは販売休止にしていたせいで、販売を再開しても受注がほとんとこなくなった。
  10.  ⇒全く別のパッケージで再販売したが、注文が来ず、その分製品在庫を一気に抱える:▲約500万円分

と、今考えただけでも想像を絶するような負債の連続が一気に降りかかった。

※ちなみに、プロフィールでも書いているが、私の会社は、健康食品などを販売する会社だった。

といったところで、倒産へのカウントダウン【1つ目の兆候】についての締めへと進んでいく。

倒産への1つ目の兆候「商標権侵害による多額の損失」

調子がいい時に、足元をすくわれる。こんな言葉よく聞く。

しかし、そんなことが自分の身にも起きることは想像していなかった。

しかも、かなり大きな亀裂を呼ぶほどに。

経営者たるもの、最終確認を怠っては何のための経営者なのか・・・

今となってはもう遅いが、今後同じようなことをしないように、ココロに留めておく。

今回、商標権侵害という事態を招き、

上がった売り上げ(利益)自体がなくなり、損失が大きく増えた。

これさえなければ、もっと会社は持続し、従業員にも辛い思いをさせなくても済んだ。

「でも、モノは考えよう。」

会社として、既にその時成り立っていなかったのかもしれない。

そして、「私には、経営能力が欠けている」、という暗示だったのかもしれない。

今思えば、「今が全て」。

どんなことを後悔してもどんなことを振り返っても今の状況が、一番の証拠なのだ。

だから後悔はもうしない。ひとつずつステップアップしていくしかない。

本来であれば、こんなことを経験する必要はないんだろうけど、

それが、私の未熟な部分なのだ。1個ずつ経験していかなければ、身に付かない。

笑ってしまうほど、不器用であり、世間知らずであること。

ただ、まだまだこんな失敗が何個もあるので、もう少しお付き合いください。

今回は、これくらいで終わりにしようと思う。

では。

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